英ヴァージン・アトランティック航空が香港撤退、ロシアの領空閉鎖などで―仏メディア

Record China    2022年10月8日(土) 5時30分

拡大

仏RFI中国語版サイトは6日、「英国のヴァージン・アトランティック航空が香港から撤退」とする記事を掲載した。写真はヴァージン・アトランティック航空機。

仏RFI中国語版サイトは6日、「英国のヴァージン・アトランティック航空が香港から撤退」とする記事を掲載した。

記事によると、ヴァージン・アトランティック航空はロシアの領空閉鎖の継続や経営の複雑化を理由に、英ロンドンと香港を結ぶ路線の運航を無期限で見合わせる決定をしたと発表した。新型コロナウイルスの影響で昨年12月からヒースロー空港・香港間の運航を停止してきた同社は香港の水際対策緩和に伴い来年3月の再開を計画していたといい、記事は「5日に突然、香港撤退に等しい決定が発表された」と説明。香港事務所の閉鎖も伝えた。

英国・香港路線はロシアがウクライナ戦争で領空を閉鎖したことで迂回(うかい)が必要となり、ロンドンから香港への所要時間は1時間増えるなど大幅なコスト増に見舞われたという。

記事はまた、香港中文大学の専門家が「(この決定は)香港の経営環境についての自信喪失を反映したものだ」との認識を示し、「検疫措置を緩和したばかりの香港は他の地域に比べて回復速度が遅い。世界的に乗員やパイロットが不足する中、航空会社は『ビジネスのあるところ』に人材を配置する」と説明したことを紹介している。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携