Record China 2022年10月7日(金) 5時0分
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6日、網易に、中国の自動車メーカーが日本向けの商用小型電気自動車(EV)生産を発表したことを紹介する文章が掲載された。写真は五菱・宏光ミニEV。
2022年10月6日、中国のポータルサイト・網易に、中国の自動車メーカーが日本向けの商用小型電気自動車(EV)生産を発表したことを紹介する記事が掲載された。
記事は、日本メディアの報道を引用。広西汽車傘下の五菱新能源汽車が日本のEV設計企業ASFと提携して、23年に日本で物流企業向けに軽ワゴンEVを約150万円で販売する計画だと伝えた。当該車両の積載重量は350キロで、1回の充電で230キロ走行可能、バッテリーは中国のバッテリー大手・寧徳時代の製品を用いるとしている。
また、五菱新能源汽車は日本向け車両生産に特化した工場を広西チワン族自治区柳州市に建設する予定で、25年までに年産約2万台にまで生産能力を拡大する予定だと伝えた。
その上で、日本の全国軽自動車協会連合会のデータとして、軽貨物車の日本市場規模が約40万台で、現状ではほぼすべてがガソリン車であると紹介。日本メーカーのEV開発の動きは鈍く、いすゞが22年度内に小型EVトラックを販売する計画を打ち出しているものの、物流業界の脱炭素化ニーズを満たすには程遠く、日本の物流企業は中国産の商用EV導入に乗り出し始めているとし、五菱新能源汽車は25年における日本の軽貨物車市場で5%以上のシェア獲得を目指していると伝えた。(翻訳・編集/川尻)
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