兄弟が派出所に持ってきた「目が4つある怪物」、国家2級保護動物だった―中国メディア

Record China    2022年10月5日(水) 0時0分

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中国メディアの頭条新聞は3日、男の子が警察に「目が4つあり、青い血液の小さな怪物」を届けたと伝えた。

中国メディアの頭条新聞は3日、男の子が警察に「目が4つあり、青い血液の小さな怪物」を届けたと伝えた。

今月2日、中国・浙江省台州市の派出所に15歳の少年とその弟が“ある生き物”を届けた。バケツに入れられたその生き物には目が4つあり、血液は青かったという。記事によると、その生き物は中国で国家2級保護動物に指定されているカブトガニ。少年らは海辺で遊んでいた時に発見し、干からびて死んでしまうのではと心配になって警察に届けたという。

少年らはカブトガニであることや保護対象であることを知っていたといい、警察官はその知識を大いに褒めたそう。なお、カブトガニの状態は良好で、海に返されたという。

中国版ツイッター・微博(ウェイボー)では「男の子が警察に目が4つあり、青い血液の小さな怪物を届ける」が一時トレンド1位に。ネットユーザーからは「(映像を見て)すっぽんかと思ったらカブトガニか」「男の子たちはよく知ってたね」「海にいたのに警察に連れていかれて、また戻されるカブトガニ」「干からびるのが心配なら水に入れてやればいい。なぜ派出所に持っていく?」「保護動物を違法に捕まえたけど怖くなって、保護したふりをして警察に持って行ったのだろう。褒めてる場合じゃない」といった声が上がった。

また、「確かこれ食べられると思ったけど、保護動物だったの?」「広東省では煮ておかゆにするよ」「小さいころに福建省で食べたことがある(カブトガニのすべてが保護対象ではなかったと思う)」といったコメントも少なくなかった。(翻訳・編集/北田


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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