中国版ツイッターの微博（ウェイボー）は2日、バスケットボール女子のワールドカップ（W杯）で準優勝した中国選手に対する中傷を投稿した29のアカウントを90日間から永久までの投稿禁止処分にしたと発表した。

オーストラリア・シドニーで1日に行われた決勝で、中国は米国に敗れ、準優勝となった。中国メディアによると、バスケ女子で中国の準優勝は1994年の世界選手権（後にW杯と改称）以来28年ぶり2度目だという。

ウェイボーの管理人アカウントは2日の投稿で、「バスケ女子W杯決勝で中国チームは準優勝という好成績を収めた。これは（中国）バスケ女子の光栄の延長であり、中国人の誇りだ」とした上で、「多くのネットユーザーが選手らの一生懸命な努力を称え喝采する中、ごく一部のネットユーザーが結果を不満として選手らに対して言葉での中傷を行ったことについて厳正に処分する」とし、利用者の利用ルールを定めた「微博社区公約」などの規定に基づき、関連する1万3000件のコメントを調べて規定に違反する60件を整理するとともに29のアカウントを90日間から永久までの投稿禁止処分にしたことを明らかにした。（翻訳・編集/柳川）