人民網日本語版 2022年9月21日(水) 9時30分
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スマホの衛星直結機能が注目を集めている。資料写真。
中国の華為技術(ファーウェイ)と米国のアップルは今月、相次いで秋の新商品発表会を行い、スマートフォンの新製品を発表した。今回最も注目を集めたセールスポイントは、衛星と直接通信できる(衛星直結)機能。これは、地上にネットワークの電波がない状況でも、衛星を通じてテキストや位置情報を発信することができる機能だ。このほか、スマホ半導体メーカーの聯発科技(メディアテック)は、世界で初めて5G非地上系ネットワークと衛星スマホネットワークの接続テストを完了。また、自動車メーカー・吉利汽車傘下の湖北星紀時代科技は、世界初の低軌道衛星と直接接続する普及タイプのスマホを打ち出す予定だ。
中国は13日に通信衛星「中星E」の打ち上げに成功した。同衛星は主にユーザーに質の高い通話、データ、ラジオ・テレビ放送のサービスを提供する。中国初の容量が100GB(ギガバイト)を超える大容量通信衛星「中星26号」は2023年初めに打ち上げが予定され、これは中国初のシステム設計と運営サービスの全体的性能が国際水準に匹敵するハイスループット衛星となる。現時点で、中国には衛星通信関連企業が2万5000社以上あり、そのうち2022年1~8月に新たに登録された企業は5540社で、月平均増加率は39.1%に達している。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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