韓国で英語表記が氾濫、外国人までもが困惑―韓国メディア

Record Korea    2022年9月19日(月) 13時30分

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18日、環球網は、韓国で看板や案内の英語表記が氾濫していることが議論を呼んでいると韓国メディアが報じたことを伝えた。資料写真。

2022年9月18日、環球網は、韓国で看板や案内の英語表記が氾濫していることが議論を呼んでいると韓国メディアが報じたことを伝えた。

記事は、韓国・京郷新聞の17日付報道を引用。ここ数年、韓国国内で英語表記の氾濫が議論を呼んでおり、本来韓国語で表現できる語句をわざわざ英語で表記されるケースが目立つことから「まるで英語が韓国の公用語のようだ」との風刺も韓国の市民から聞かれると伝えた。

そして、昨今ではソウル市内、特に江南、弘大、聖水洞など若者が集まる地域で「英語氾濫」が著しく、あるネットユーザーは現地にある人気レストランに入ったところ「メニューが全て英語で、まるで海外旅行にやってきた感じだった」語るとともに、メニューで唯一韓国語表記されていたのが「お一人様につきかならず1点以上ご注文ください」だったのを見てなんとも言えない気持ちになったと打ち明けたことを紹介している。

また、氾濫する英語表記に困惑しているのは韓国人にとどまらず、多くの外国人も不便に感じていると指摘。韓国在住のあるカナダ人が「パン屋に行ったら店内の商品表示が韓国語と英語のごちゃまぜになっていた」とし、店主に「これはいったい何語なのか」と聞くと、「私も分からない」という答えが返ってきたと語ったことを伝えた。

記事は、韓国国内では盲目的な英語の使用に対して「韓国語がおとしめられているようでとても残念」と反省を呼び掛ける声が出始めていると紹介。ある高校の国語教師が「外国語の濫用は世代間の意思疎通の妨げになっている。しかも、外国語が使えることが能力の高さを示すという考え方や優越感にも警戒すべきだ」との考えを示したことを伝えている。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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