高齢者の便から採集したビフィズス菌使用?ヨーグルトの表示が物議―中国

Record China    2022年9月17日(土) 0時0分

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15日、財聯社は、中国で発売されているヨーグルトについて「高齢者の便から採取した菌が使われている」との情報がネット上に流れて物議を醸したことを報じた。

2022年9月15日、財聯社は、中国で発売されているヨーグルトについて「高齢者の便から採取した菌が使われている」との情報がネット上に流れて物議を醸したことを報じた。

記事は、近ごろ中国のSNS上で皇氏集団が発売しているヨーグルト製品のパッケージに印刷されている成分表示に、「100歳の高齢者の腸から採取し、スクリーニングした」ビフィズス菌の記載があったとする動画が拡散したと紹介。動画は大きな注目を集め、ネットユーザーからは「どうやって採取したかは推して知るべし」「基本的に全てのビフィズス菌は人体から採取されていて、その大部分は糞便から取ったものだ。とはいえ、そこから培養した菌は糞便とは無関係なんだけど」「食べてもどうってことないっていうのはわかっているけれど、心の中で抵抗を覚えてしまう」といったコメントが寄せられたと伝えた。

これに対し、皇氏集団の関係者が同商品について、今年6月に発売されたもので、国の生産基準を満たしているとしつつ、「宣伝文句がストレートすぎた。改良するよう会社に提案していて、どのようにパッケージ内容を変更するかについては現在検討中」と語ったことを紹介した。

また、ネット上で「菌が糞便から採取されている」との情報が流れていることについて、「直接採取して使用しているわけでなく、処理を施している」と釈明。グループではビフィズス菌の研究会社とプロジェクトチームを立ち上げてビフィズス菌に関する研究に日々取り組んでいると述べたことを伝えている。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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