党大会間近でのカザフスタン訪問、「3期目」目指す習近平氏の自信の表れ―台湾メディア

Record China    2022年9月15日(木) 14時50分

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14日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは、習近平国家主席がカザフスタンを訪れたことについて、党大会に向けた自信の現れだとする台湾メディアの報道を伝えた。

2022年9月14日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは、習近平(シー・ジンピン)国家主席が第20回中国共産党大会を前にカザフスタンを訪れたことについて、党大会に向けた自信の現れだとする台湾メディアの報道を伝えた。

記事は、台湾・中央社の香港駐在記者である張謙(ジャン・チエン)氏による14日付の記事を引用。習主席が14日にカザフスタンを訪問し、上海協力機構のサミットに出席するほか、ロシアプーチン大統領など多くの国家元首と会談を行う予定であり、習主席にとっては新型コロナの感染拡大後初めてであると同時に、10月の党大会を直前に控えた時期の外国訪問であるとした。そして、この時期の外国訪問からは、党大会の準備が順調に進んでおり、習主席が自身の3期目となる再任に十分な自信を持っていることがうかがえ、「いわゆる上層部の権力党争、人事争い、軍人によるクーデターといったうわさは、何もせずとも消えていった」と評したことを伝えた。

また、ウクライナ情勢ではウクライナ軍がハルキウでの反転攻勢に成功してロシア軍の防御線が崩壊するなど、ウクライナが挽回し始めている中、習主席がプーチン大統領と会談するのは中国にとっては気まずい状況ではないかという分析が出ていると紹介する一方で、同記者が「今回の戦争でロシアが大勝しても、中国にとって実際の利益はない。現在のロシア軍が劣勢に立たされる状況で顔を合わせて気まずさを覚えるのは中国側ではなく、ロシア側の方だ」との見解を示したことを伝えている。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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