銃乱射の韓国兵士は「要注意兵士」=通常の任務に就けず、特別な管理が必要―中国メディア

Record China    2014年6月23日(月) 16時0分

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23日、韓国の軍兵士による銃乱射事件で、当局は逃走した兵士を包囲い、投降するよう説得している。同事件を伝えた中国広播網は、記事で同兵士が「要注意兵士」に認定されていたと報道している。写真は38度線周辺に駐在する韓国軍の兵士。

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2014年6月23日、韓国の軍兵士による銃乱射事件で、当局は逃走した兵士を包囲い、投降するよう説得している。同事件を伝えた中国広播網は、記事で同兵士が「要注意兵士」に認定されていたと報道している。

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事件は今月21日、江原道高城郡付近の軍施設に戻る途中、兵長が同僚に向けて手榴弾を投げ、銃を乱射。これにより5人が死亡、7人が負傷した。その後、兵長は逃走。事件を起こした兵長はあと3カ月で兵役満了だったが、軍隊生活になじめず「要注意兵士」と認定されていた。

韓国の「要注意兵士」とは、軍隊生活に順応できず心理的に問題がある、特別な管理を必要とする兵士を指す。「要注意兵士」はABCの三段階に分けられ、最も注意が必要なレベルAの兵士は通常の任務を担当することができない。今回銃を乱射した兵士も、2013年にレベルAの「要注意兵士」に認定されている。

韓国軍は同兵士に関して、「性格が明るくなるよう役職を与えたこともあり、徐々に周りとコミュニケーションを取り始めた。今年の3月には『心理的に特別な問題は見られない』と判断した」と明かしている。

韓国では短期間の訓練を行っただけの新兵を現場に派遣することも珍しくない。その上、韓国と北朝鮮は緊張状態が続いており、兵士にとっては重圧となっていると考えられる。(翻訳・編集/内山)

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