日本に「割り込み」された!中国の世界遺産「シルクロード」登録決定の裏でドタバタ劇―中国メディア

Record China    2014年6月23日(月) 14時42分

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22日、第38回世界遺産委員会は「中国大運河」と「シルクロード」の登録を決定したが、その裏では他国による審議日程の「割り込み」問題が勃発していた。写真はシルクロードの砂漠。

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2014年6月22日、新華網によると、現在カタールの首都ドーハで開催されている第38回世界遺産委員会で同日、中国が単独で申請した「中国大運河」と中国、キルギス、カザフスタン3カ国が共同で申請した「シルクロード」の登録が決定した。

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しかし、今回の登録決定の裏にはあるトラブルがあった。第38回世界遺産委員会は15日に開幕し、「中国大運河」と「シルクロード」の審議は21日に行われる予定だった。しかし、当日午前には日本の審議、午後にはメキシコ、ドイツ、韓国、ミャンマーなどの審議が先に行われ、中国の審議は結局22日に延期された。中国は“割り込まれた”件について主催者側に説明を求め、カザフスタンもメキシコなどに対し直接抗議したが、2時間の論争も空しく結果は変わらなかった。

このような事態が起こった原因について新華網は、「中国が世界遺産委員会の構成国でないことから、優先順位が低くなったのだろう」と分析。「世界遺産委員会は割り込みを容認するのか」と疑問を投げかけている。(翻訳・編集/藤)

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