2022年9月4日、台湾・中時新聞網は、11月の台北市長選をめぐって同市内の公衆トイレ問題が焦点の一つとなる中で、日本のネットユーザーによる台湾のトイレに対する感想が、台湾のネット掲示板上で議論を呼んだことを報じた。

記事は、台湾のネット掲示板PTTで先日、あるネットユーザーが台湾のトイレ問題に関するスレッドを立ち上げたことを紹介。スレッド主は、日本のネットユーザーが日本のネット掲示板で「旅行で台湾を訪れたら、現地の公衆トイレがとても汚かった。用を足す気にはなれず、なんとか我慢してホテルで用を足した」と書き込んでいたことを紹介した上で、「そもそもホテルのトイレと公衆トイレで比較するのがおかしい。どうして台湾のことをこんなふうに批判するのか」と疑問を呈したと伝えた。

そして、この疑問に対して多くのネットユーザーが「それが事実。反論しようがない」「事実だもの。自分も家に帰るまで我慢するし」「実際そうだから、公衆トイレで用を足すことは少ない」「ニオイが充満してるし、床が常に湿っている」「台湾の公衆トイレは本当に汚い。男で良かったと思う」「台湾の公衆トイレが汚くないと思っているのは男子だと思う。女子の便座、床、ごみ箱は地獄だよ。汚物が見えるわ臭うわ。うっかり踏んじゃうことだってある」など、日本人ユーザーの見方に賛同するコメントを残したとしている。

一方で、「公衆トイレは公衆トイレ。公衆トイレに清潔さを求める方がおかしい」「公衆トイレとホテルを比べてはいけない」「どの国に行っても公衆トイレはそんなもんだ」「本当にトイレに行きたいなら、駅のトイレに行けばいい。そこは定期的に清掃してるから」「もしくはデパートのトイレだな」など、スレッド主の見解に理解を示したり、比較的清潔な公衆トイレの場所を提示したりといったコメントも見られたことも紹介した。（翻訳・編集/川尻）