韓国、合計特殊出生率が世界最低という内憂―中国メディア

Record Korea    2022年9月7日(水) 5時0分

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中国紙・環球時報のニュースサイトに5日、韓国について「合計特殊出生率が世界最低という内憂」とする記事が掲載された。写真はソウル市内。

中国紙・環球時報のニュースサイトに5日、韓国について「合計特殊出生率が世界最低という内憂」とする記事が掲載された。

記事によると、韓国では、1人の女性が生涯に産む子どもの推定数である合計特殊出生率が2021年に世界最低の0.81となったのに続き、今年第2四半期(4~6月)は0.75と、「超低出生率のわな」に陥っている。

1960年には6.0あった合計特殊出生率は、83年に人口維持の目安とされる2.13の人口置換水準を下回って2.06となった。98年は1.5、2001年は1.3で、18年に初めて1を割り込んだ。

記事はこうした背景に「人口のマイナス成長」「人口構造の急速な高齢化」「晩婚、晩産、家庭の小型化」があると指摘した。

記事は、「韓国政府は、一連の深刻な人口問題に直面してひどく焦り、06年以降、出産を積極的に刺激するための一連の対策を講じてきたが、その効果は微々たるものだ」とし、「このことはまた、人口成長にはそれ自身の規則性があり、出生、死亡、移動などの変数が一度決まってしまえば、人口の数や構造、分布は既定の軌道に沿って進むため容易に変えられないということを物語っている」とした。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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