Record China 2014年6月23日(月) 8時32分
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20日、中国での韓国ドラマ人気が盛り上がるにつれて、中国人カップルの間で「韓流ウェディング」が評判となっている。資料写真。
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2014年6月20日、中国での韓国ドラマ人気が盛り上がるにつれて、中国人カップルの間で「韓流ウェディング」が大評判となり、絶大な支持を得るようになった。統計データによると、韓国で結婚写真を撮影する中国人が4〜5年前から増え続けている。昨年、ウェディングツアーで韓国を訪れた中国人新婚カップルは7000組に達した。中国新聞社が伝えた。
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韓国最大のブライダル企業「IWedding」の関係者は、「昨年はひと月平均50〜60組の中国人カップルが韓国での結婚式または結婚写真撮影を計画した」と話した。中国人向け結婚写真撮影ツアーには、メイクアップ、ウェディングドレスと式服のレンタル、撮影、往復航空券、ホテルなどの代金が含まれており、総額は約1万ドル(約102万円)するケースもある。だが、韓国での撮影スタイルと新婦のメイクアップやヘアメイク技術が中国に比べずっとあか抜けているため、韓国での結婚写真撮影を希望する中国人カップルは増える一方だ。ツアー代金は中国の現地企業のものに比べるとやや高いが、品質の高いサービスを提供していることから、中国人富裕層から好評を得ている。
瀋陽から韓国に赴き結婚写真を撮影した王小涵(ワン・シャオハン)さんは、「ソウルに到着した日、その足で撮影スタジオに行き、担当カメラマン、撮影スタイル、屋外の撮影場所などを決めた。撮影は2日間で終わった。ブライダル企業が個人通訳をつけてくれたので、撮影は大変順調に進んだ。撮影時、カメラのディスプレイで確認しただけで、記念写真は十分満足できるものになると確信した。ツアーの後半3日間は韓国の各観光名所を訪れ、自分たちで撮影を楽しんだ」と述べた。
王さんは、「韓国での結婚写真撮影ツアーの費用は約2万元(約32万円)と、中国で撮影するよりかなり高かった。だが、中国での撮影費用とハネムーン代金を合わせると、大体同じ額になる」と指摘した。
釜山の旅行会社の担当者は、「結婚写真撮影が目的で韓国を訪れる中国人カップルが選ぶ目的地はソウルと済州島が多い。中国のブライダル市場規模は韓国より20倍大きく、韓国にとっては巨大なビジネスチャンスだ」と語った。
業界アナリストは、「いまや中国の80〜90年代生まれが結婚適齢期に差し掛かっており、昨年の中国ブライダル市場規模は21兆ウォン(約2兆1000億円)に達した。韓流ドラマの大ヒットを受け、中国人の若者は韓流ウェディングにも熱い視線を送っている」との見方を示した。
韓国観光当局の統計データによると、2012年に韓国を訪れた中国人は250万人を突破、1人当たり消費額は2150ドル(約22万円)に上った。多くの韓国ブライダル企業が中国人新婚カップルにターゲットを絞っており、韓国での結婚式や結婚写真撮影によって巨額の利益を得ようと目論んでいる。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/TF)
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