中国の“パクリ版”ドン・キホーテが破産申請の準備―香港メディア

Record China    2022年8月22日(月) 11時0分

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中国の“パクリ版”ドン・キホーテとして知られている「BOOM BOOM MART繁栄集市」の親会社が破産申請の準備をしている。中国メディアの報道を引用し、香港メディアの香港01が19日付で伝えた。

中国の“パクリ版”ドン・キホーテとして知られている「BOOM BOOM MART繁栄集市」の親会社が破産申請の準備をしている。中国メディアの報道を引用し、香港メディアの香港01が19日付で伝えた。

2020年末に日本のドン・キホーテに内装や品ぞろえが酷似した「BOOM BOOM MART繁栄集市」が中国に登場。1年で20店舗以上に急拡大した。記事によると、新型コロナの流行が始まった頃、創業者の2人は街中で期限切れ間近の商品を大幅な割引で販売した。その反響が非常に大きかったため、同社を創業したのだという。

開店当初は多くの人が来店して写真を撮ったり、買い物をしたりしていた。創業者は一時同チェーンを「中国のドン・キホーテにする」と述べ、上場の計画もあったという。

しかし、好況は長くは続かず、昨年後半からたびたび売却を検討しているとの情報が流れていた。中国メディアの報道によると、今年3月から同チェーンは複数のサプライヤーから訴訟を起こされており、複数の売買契約紛争に関わっている。また、企業調査プラットフォームの天眼査によると、同チェーンの親会社は「サプライヤーとの紛争や訴訟を受け、事業が停止し、キャッシュフローがないため、破産申請の準備を進めている」と明らかにしている。(翻訳・編集/刀禰)




※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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