Record China 2014年6月22日(日) 2時30分
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19日、中国の歴代指導者にはサッカーファンが多く、現在の習近平主席もサッカー好きで知られている。写真は12年2月、アイルランド訪問時にゲーリック体育協会を訪れた習主席。
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2014年6月19日、台湾紙・旺報によると、中国の歴代指導者にはサッカーファンが多く、現在の習近平(シー・ジンピン)国家主席もサッカー好きで知られている。サッカーをしていた経験を持つ指導者には毛沢東(マオ・ザードン)元国家主席、劉少奇(リウ・シャオチー)元国家主席、周恩来(ジョウ・エンライ)元首相、トウ小平(トウは登におおざと)氏など、そうそうたる顔ぶれがそろっている。
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毛沢東元主席は湖南第一師範学校に在学中にはサッカーチームに所属し、ゴールキーパーを担当していたほか、フォワードやディフェンダーもすることがあった。また、トウ小平氏が生前語ったところによれば、周恩来元首相も熱心なサッカーファンだった。サッカーは見るのもするのも好み、南開大学に在学していた間は校内サッカーチームの中心人物だった。1957年に初めて中国がW杯の予選に参加した際も会場へ足を運んだ。
そのトウ小平氏もかなりのサッカー好きで、1920年代にフランスへ留学していた当時に開催されたパリ五輪では、サッカーの試合観戦のために衣類を質に入れてまでチケットを入手した。1992年のバルセロナ五輪では、中国代表がアジア最終予選に残ると、秘書に国営テレビ局・中国中央テレビに電話をかけさせ、中国代表の試合中継にはニュースなどを挟まず放送するように要請したほか、1994年のアメリカW杯は時差により深夜の試合中継だったため、録画して観戦した。トウ氏は当時すでに90歳だった。
習近平主席は2011年に「中国サッカーの3つの夢」として、W杯への出場、W杯の開催、W杯での優勝を挙げている。また、2014年5月にポルトガルの大統領と会談した際に、同国代表がW杯本大会に進んだことを祝うとともに、同国の名選手クリスティアーノ・ロナウドについて言及した。(翻訳・編集/岡田)
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