米豪日3カ国はこのほど「一つの中国政策」に注釈をつける声明を発表しました。これを受け、外交部の汪文斌報道官は8日の定例記者会見で、「一部の国が一つの中国原則のあちこちに勝手な注釈を加え、一つの中国原則を歪曲、改ざん、空洞化しようとしているが、それは違法であり、無駄なことだ」と指摘し、中国はこれに断固反対すると表明しました。

汪報道官はさらに、「一つの中国原則の意味は明確ではっきりしている。それは世界には一つの中国しかなく、台湾は中国の一部であり、中華人民共和国政府は全中国を代表する唯一の合法政府であるということだ。一つの中国原則の適用は、普遍的で無条件で疑いの余地がない。中国と外交関係を樹立したすべての国、すべての国連加盟国は、一つの中国原則を無条件に遵守し、国連総会2758号決議を遵守しなければならない。一部の国のやり方は、実際には一つの中国原則の解釈を歪曲するものであり、本質的に国際法の基本原則と国際関係の基本準則、さらには第二次世界大戦後の国際秩序に対する挑戦である」と述べました。

また、オーストラリアが客観的な事実を無視し、中国の内政に乱暴に干渉する行為に対して、汪報道官は、オーストラリアの動きは「国連憲章」の趣旨と原則に背き、地域の平和と安定を破壊するものだと指摘し、中国は断固反対すると表明しました。（提供/CRI）