CRI online 2022年8月8日(月) 19時20分
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国防部の呉謙報道官は8日の記者会見で、中国の対抗措置は米国や中国台湾の挑発に対する必要な警告であり、国家主権と安全を守るための正当な措置であると強調しました。
中国はこのほど、ペロシ氏の台湾訪問について、中米軍事交流の中止など3つの措置を含む8つの対抗措置を発表しました。また、一部の米国メディアは米軍高官が最近、中国軍隊の指導者に何度も電話をかけたが、中国側に拒否されたと伝えています。これについて国防部の呉謙報道官は8日の記者会見で、中国の対抗措置は米国や中国台湾の挑発に対する必要な警告であり、国家主権と安全を守るための正当な措置であると強調しました。
呉報道官は、「現在の台湾海峡情勢の緊張は、完全に米国側が自ら挑発し、引き起こしたものであって、米国側はそのすべての責任を負い、深刻な結果を受け入れなければならない」と強調するとともに「中国は、これまでにも中米両国両軍の関係、台湾問題などについて厳正な立場を表明しており、特にペロシ米下院議長の台湾訪問に対しては何度も厳正な申し入れを行ったが、米国は言うこととやることが別々で、ペロシ氏の訪問を容認し、意図的に台湾海峡の緊張情勢を作り出した」と述べました。
米国側の悪質な挑発行為に対する中国側の8つの対抗措置には、中米両軍の戦区指導者通話の中止、中米国防部の実務協議の中止、中米海上軍事安全協議メカニズム協議の中止などが含まれます。
呉報道官は「ギリギリの線を越えることは許されず、コミュニケーションには誠意が必要だ。米国側は危機を作り出す一方で危機管理を主張し、その誤った言動と挑発的な行動のための口実を探し、隠れ蓑をかぶせ、宣伝を通じて事実を混乱させ人々を惑わし、責任を転嫁しようとさえしているが、われわれは断固これに反対する」と表明し、中国側の核心的利益と重大な関心事を確実に尊重し、「台湾問題を利用して中国を抑制する」という幻想を捨て、これ以上誤った道を歩まないよう米側に促しました。(提供/CRI)
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