CRI online 2022年8月7日(日) 9時40分
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5日午後(現地時間)、王毅国務委員兼外交部長はプノンペンで東アジアサミット外相会議に出席した後、国内外のメディア向けに記者会見を開きました。
王外交部長は「ペロシ米下院議長は中国側の断固とした反対と度重なる交渉を顧みず、あからさまに中国の台湾地区を訪問した。この道理に背く行為は中国の主権を著しく侵害し、中国の内政に著しく干渉し、米国側の約束に重大に背き、台湾海峡の平和と安定に重大な危害を及ぼした。中国側は当然、断固とした対応をしなければならない。われわれの軍事演習・訓練は公開、透明かつ専門的であり、国内法、国際法、国際慣例に合致している。われわれは中国の主権と領土保全を断固として守り、米国の『台湾をもって中国をけん制する』という企みを断固として阻止し、台湾当局の『米国にもたれて独立を謀る』という幻想を断固として粉砕する」と述べました。
米下院議長の訪台には前例があるということについて、王外交部長は「当時のギングリッチ米下院議長の台湾訪問は重大な誤りであり、中国政府は当時から強く反対していた。米国には二度と同じ過ちを犯す権利も資格もない」と強調しました。
中国側が台湾海峡の現状を変更したという米国側の言い分については「台湾は従来一つの国ではない。中国は一つしかなく、両岸は同じ一つの国に属している。これが台湾の古来から現在までの現状だ」として、「この現状は確かに打破されたが、破壊者は中国ではなく、米国と台湾の分裂勢力だ」と米国に対する強い非難を示しました。
米国側が同地域での軍事展開を拡大しているという報道については「各方面が強く警戒することを望む。まず問題を作り、それを利用して自分たちの目標を達成するのが米国側の常套手段だ」としました。
ブリンケン米国務長官が会議で、米国側が国際法を順守し、各国の国家主権と領土保全を守ることを望むと述べたことに対しては「長い間、米国側のこのような態度表明を聞いていない。米国はこれまで他国の主権と領土保全を侵害するようなことをどれだけやってきたのか。本当に正道に立ち返ることができるのであれば、歓迎するが、肝心なのは実行に移すことだ。まず台湾問題で中国の主権と領土保全を尊重する約束を履行し、中国の内政に干渉したり、『台湾独立』勢力をこれ以上黙認したり、支持したりしてはならない」と述べました。(提供/CRI)
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片岡伸行
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