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2007年6月19日、遼寧省防ジン抗旱対策指揮部弁公室は高温少雨の天候が続き、干ばつ被害が拡大。現在127万人分の飲み水が不足しており、過去30年でもっとも深刻な事態だと発表した。(資料写真)
2007年6月19日、遼寧省防ジン抗旱対策指揮部は高温少雨の天候が続いている影響で、同省の干ばつ状況は急速に悪化したと発表。
この発表の中身によると、同日午前8時までに遼寧省内の面積2116万ムー(約141万ヘクタール)の農作物が干ばつの被害を受け、127万3100人の省民と47万3800頭の家畜の飲み水が足りないと説明。同省過去30年でもっとも深刻な干ばつ被害だという。***
弁公室の調査では、干ばつ被害は遼寧省全14都市で発生。なかでも西北地区と中南部地区がもっとも深刻で、現在全省88か所のダムが枯渇している状況。水不足のため完全に枯死した作物面積は6.5万ムー(約4300ヘクタール)におよぶという。(翻訳・編集/本郷智子)
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