Record China 2022年8月1日(月) 19時0分
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ペロシ米下院議長が議員団を率いてアジアを歴訪することに関連し、環球時報は「台湾訪問の可能性は残されている」とし、「留意すべきリスクポイント」を挙げた。写真はペロシ氏の公式ツイッターより。
米与党・民主党の幹部、ナンシー・ペロシ下院議長が議員団を率いてシンガポール、マレーシア、韓国、日本を歴訪することに関連し、中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は1日、「台湾訪問の可能性は残されている」とし、専門家の見方として「留意すべきリスクポイント」を挙げた。
報道によると、米政府高官はこの25年間、台湾を訪れていない。議長事務所の発表では、台湾を訪れる可能性についての言及はなかった。
中国当局は7月30日、台湾海峡で実弾射撃訓練を行った。中国外交部の趙立堅(ジャオ・リージエン)報道官はペロシ氏の台湾訪問の場合に「生じる全ての重大な結果は米国側が負わねばならない」と警告を発している。
環球時報によると、上海・復旦大学サイバースペース研究基地の主任、沈逸(シェン・イー)氏は31日、短文投稿サイト、微博(ウェイボー)への投稿で、「ペロシ氏はハワイを離陸し、ミッドウェー島、ウェーク島、マーシャル諸島などがルート上にはっきりと見える。歴訪スケジュールによると、シンガポールの方向で、この方向に訪台を割り込ませることは無理だ。第2のリスクポイントは、シンガポール、マレーシアから韓国、日本へ北上する途中に台湾周辺の空域を通過する。第3のリスクポイントは、日本と韓国への訪問を終えて戻る際に(台湾訪問を)追加するかどうか。四つ目の可能性は人を入れ替えて訪問を縮小すること」と分析している。(翻訳・編集/柳川)
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