中国資本の韓国株式投資激増=韓国メディア「経済侵略だ」―中国紙

Record China    2014年6月18日(水) 21時42分

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17日、「中国の韓国株式市場への投資が激増している」との社説を韓国紙が掲載した。これに中国紙・環球時報が「メディアが誇張してあおっている」との専門家の見方を掲載した。資料写真。

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2014年6月17日、環球時報によれば、韓国紙・韓国経済は「中国の韓国株式市場への投資が激増している」との社説を掲載した。

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今年に入って、中国資本が韓国の株式市場で買い入れた上場企業の株式は総額1兆4000億ウォン(約1400億円)にも上り、同期における外資の純買入総額の68.2%を占めたという。昨年は46.7%だった。

社説は、中国資本の特殊性に警戒する必要があるとする。中国の莫大な資金を実際に動かしているのは中国政府であり、フォーブスの世界の大企業2000社に入った中国企業はいずれも国有企業だと指摘。しかし、韓国の証券市場は90%以上が対外開放されているため、中国資本に対してのみ差別的に防御することは不可能であり、韓国の企業経営者は経営権が外部の手に渡らないよう、早急に対策を取る必要があると指摘している。

ある専門家は、中国は長年にわたる韓国の経済的パートナーであるにもかかわらず、韓国には「中国が経済的に侵略している」という声が絶えず、「中国資本が韓国経済を支配しようとしている」とメディアが誇張して警戒をあおっていると指摘する。記事は「社説は、『中国マネーによる韓国の株式買入は警戒に値する』としているが、米国資本が同じように韓国株式の買い入れを行っても警戒をあおるだろうか」と、韓国の報道に疑問を呈している。(翻訳・編集/岡田)

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