「感染で就職差別、ならば結婚は?」=上海のお見合いコーナーで取材―中国メディア

Record China    2022年7月28日(木) 6時20分

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東方網は26日、「新型コロナに感染して回復した人への就職差別が注目を集めた。ならば他の分野ではどうなのか」とした上で、結婚や恋愛に関する市民の反応を報じた。写真は上海の人民公園。

中国メディアの東方網は26日、「新型コロナウイルスに感染して回復した人への就職差別が注目を集めた。ならば他の分野ではどうなのか」とした上で、結婚や恋愛に関して市民がどのような反応を示したかを報じた。

記者が取材現場としたのは、子どもに代わって婚活する親たちが形成した上海市の人民公園にあるお見合いコーナー。手には自身に関する内容と相手の男性に求める条件を書いた紙だけを持ち、「以前、新型コロナに感染したことがあり、今は回復しました」という部分を特に強調してみせた。

すると、この場所は人の流れが多い上、若者(記者)はとりわけ目を引く存在ということもあって周りを囲まれることに。「感染経験があることを気にするか」をめぐって2時間余りにわたるやり取りで得られた回答はさまざまで、ある人は「関係ない」と即座に答えたが、ネガティブな反応を示す人や何も言わずに離れていく人、「『感染したことがある』って言うものじゃない」と言って新しい紙を用意するよう声を掛ける人もいた。

記事によると、「感染したことを気にしない」とした人が大部分で、ある女性は「感染経験を強調すべきではない。過度な強調も一種の差別だ」との意見を寄せたという。(翻訳・編集/野谷

上海人民公園

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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