中国、非コールドチェーン貨物へのPCR検査行わない方針=中国ネット「全員検査もやめてくれ」

Record China    2022年7月13日(水) 16時0分

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中国当局はこのほど、非コールドチェーン(低温物流)貨物へのPCR検査を行わない方針を示した。

中国国務院の新型コロナウイルス対策プラットフォーム・聯防聯控機制はこのほど、「輸入貨物の新型コロナウイルス感染予防業務のさらなる最適化に関する通知」を発し、非コールドチェーン(低温物流)貨物へのPCR検査を行わない方針を示した。中国メディアの経済観察報などが12日付で伝えた。

通知は、「非コールドチェーン貨物」は輸送時の温度が10度以上であるものを指すとし、「最新の研究結果では、常温では新型コロナウイルスはほとんどの物品の表面での生存時間が短く、1日以内にすべて不活化している」と指摘した。

また、輸入品について等級別の管理を実施するよう各部門に求めており、感染状況の低リスク国からの輸入品や石炭・鉱石・飼料などのバラ積み貨物、出港してから24時間を超えた非コールドチェーン貨物などを「低リスク」と判断し、それ以外は原則「高リスク」と判定するという。

中国版ツイッター・微博(ウェイボー)では「今後は非コールドチェーン貨物へのPCR検査を行わず」が一時トレンド入り。ネットユーザーからは「じゃあ、入室消毒(感染者が出た部屋などに消毒剤を散布する。乱暴なやり方などが問題になったことも)は何だったの?」「入室消毒はもうやらないということか?」「過去に行われた入室消毒による損害は補償してくれるのか?」といった声が上がった。

また、「全員を対象にしたPCR検査もやめてくれ」「他にもいろいろな研究結果が出てる。全部採用すればいい」「もうすべてオープンにすると言えばいい。こそこそと何をしているのか」「コロナが広まってから3年、中国の研究者はようやく本当のことを言い出した」といったコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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