Record China 2022年7月13日(水) 0時0分
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中国広東省広州市のマクドナルド店舗で従業員が床に落ちた食材を棚に戻す様子が撮影され、物議を醸している。
問題になっているのは広州市白雲区のマクドナルド店舗。現場で撮影された映像には、従業員がキッチンの奥で床に散らばったバンズを一つ一つ拾って何事もなかったかのように仕事を続ける様子が映っている。他の従業員もいるが、気にするそぶりも見せない。動画を撮影した人は、自身が列に並んでいたところキッチン内のカゴからバンズが落ち、従業員が拾い集めて元の棚に戻していたと説明している。現地メディアの記者が同店に問い合わせたところ、「事実関係を確認中」と説明したという。
中国版ツイッター・微博(ウェイボー)では「マクドナルド従業員が床に落ちたバンズを拾って戻す」が一時トレンド入り。中国のネットユーザーからは「なぜ拾う?」「たぶん、これを食べちゃった客がいるだろうな」「落としたものを拾って…それをこの従業員は自分で食べられるのか!?」と批判的な声が上がる一方で、「普通だよ。飲食店のキッチンを見ればみんな食事をしたくなるだろう」「キッチンスタッフで働いている友人は、外食は控えた方がいいと言ってる」「マクドナルドをたたく声一辺倒ではないということは、やっぱりみんな『分かってる』んだな」など、どこの飲食店でも同じようなことが行われているとの声が多数寄せられた。
なお、マクドナルドの公式微博アカウントは12日、「映像の中の従業員の行為はマクドナルドのルールに合致するものではなく、心から謝罪いたします。われわれは食品安全を重視しており、連絡を受けた後、店舗に対して調査を行い、当該従業員を停職としました。また、当該店舗の営業を停止し、全従業員に再教育を行い、食品安全への意識を高めました」と説明した。(翻訳・編集/北田)
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