人民網日本語版 2022年7月12日(火) 15時30分
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夏になり気温の高い日が続くと、涼を求める若者にとって炭酸飲料が欠かせないアイテムになる。
洗練の度を増すイマドキの若者は一時だけの心地よさを求めなくなり、健康や栄養が炭酸飲料を選ぶ時の重要な要素になった。完璧な口当たりに体への負担がなく、家に閉じこもりぶくぶく太る心配はないと同時に、好きなだけ飲める炭酸飲料。これがイマドキの若者の真に追い求めるものだ。
若者は一体どれほど炭酸飲料が好きなのだろうか。調査によると、回答した若者の6割以上が「炭酸飲料が一番好き」と答えた。后浪研究所の調査によると、回答者の50.3%が「1週間に少なくとも1回は炭酸飲料を飲む」と答え、22.5%は「1週間に4~6回は飲む」と答えた。また、「炭酸水に目がなく、1週間に7回以上飲む」も7.7%いた。
「炭酸を好きなだけ飲める」若者層の中で、年齢層が変わると飲みたい頻度も変わってくる。「00後(2000年代生まれ)」は基本的に忠実な「炭酸愛飲家」で、「1週間に4回以上飲む」が8割に上る。「90後(1990年から1994年生まれ)」と「95後(1995年から1999年生まれ)」も相当の「愛飲家」だが、それでも「00後」にはかなわない。
炭酸飲料にも無糖、脂肪分ゼロ、栄養豊富などの要素が不可欠とする「成分党」がいれば、炭酸のいろいろなアレンジに熱中する「発明家」もおり、さらには炭酸が手放せない「炭酸オタク」、選り好みしないで何でも飲む「仏系」もいる。
果物ソーダ、ミルクフレーバーソーダ、ティーフレーバーソーダ、アルコールソーダ、コーヒーソーダ……コンビニの棚に所狭しと並んだ炭酸飲料を前に、若者は選べなくて困る「選択恐怖症」に陥ってしまう。今や炭酸飲料の業界でも熾烈な競争が行われている。データを見ると、若者が最も好むのは果物ソーダ、次は一般的な炭酸水、3つ目はミルクフレーバーソーダだ。
炭酸飲料の正しい飲み方は何だろうか。調査によると、若者の81.6%が「炭酸飲料は冷やして飲む、爽快さと炭酸の刺激がさらに長続きするから」と答え、11.9%が「常温で何も加えずに飲む」とし、6.5%が「他種の飲料や果物を入れて飲む」とした。ココナツジュース、甘いアルコール飲料、オレンジジュース、氷を入れるのが定番の組み合わせで、ミックスマッチの多彩さに目を奪われる。若者が炭酸飲料を飲む時に入れたいもの上位5位には、レモン、ミント、搾った果汁、スイカ、乳酸菌が並んだ。
炭酸飲料を最も必要とするのはどんな場面か。酷暑の夏の午後、家でドラマを見ている時やゲームをしている時などの暮らしの一コマ、トレーニングジムで滝のような汗を流した後、友人と集まる機会なども、炭酸を飲んで楽しむのにふさわしい場面だ。
炭酸業界で激しい競争が行われる中、どんな製品が最も売れ筋だろうか。調査によれば、おいしくて値段が高くないもの、低糖・低カロリーのもの、有名ブランドのものが、若者の「選択恐怖症」を和らげてくれる。最も重視される5大要因は、口当たり、コストパフォーマンス、糖度、カロリー、ブランドの知名度だ。どのような炭酸を選ぶかには男女で違いが見られ、男性は目新しい製品に購買意欲を感じやすく、女性はカロリー、糖度、パッケージをより重視する。
健康に気を配る若者は炭酸により多く期待する傾向があり、「スッキリしたのどごし」を得られると同時に、甘い物を口にする「罪悪感」をできる限り減らしたいと考えている。データによれば、糖質ゼロ、脂肪分ゼロで、果汁か乳製品を加えた炭酸飲料が、若者により好まれているという。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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