人民網日本語版 2022年7月7日(木) 14時30分
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山西省考古研究院は5日、現地の考古学者が同省運城市絳県にある西周中期の倗国の中等貴族の古墳を発見し、楚公逆短剣が出土したことを明らかにした。
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山西省考古研究院は5日、現地の考古学者が同省運城市絳県にある西周(紀元前1100年ごろ~紀元前771年)中期の倗国の中等貴族の古墳を発見し、楚公逆短剣が出土したことを明らかにした。「楚公逆」の時代を研究する上で重要な価値を備えているとみられている。中国新聞網が伝えた。
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横水西周墓地は、山西省運城市絳県横水鎮横北村から北約800メートルの位置にあり、2004年から2007年にかけて、山西省考古研究院(元「山西省考古研究所」)や運城市文化財ワークステーション、絳県文化財局が共同で立ち上げた考古学チームが緊急発掘調査を行い、西周の時代の古墳1299基を発見した。
今回発表された古墳は、横水西周墓地の中心から少し西の位置にあり、被葬者は35~40歳の男性。墓室の床からさらに掘下げた小坑「腰坑」には、イヌ1匹と、2人の人が殉葬されていた。1人は25歳くらいの男性で、もう1人は性別不明、年齢は14~15歳という。
古墳からは青銅器や錫器、陶磁器、玉器、石器、骨角器、蚌(大型の貝殻)器、貝器などの副葬品228点(セット)が出土した。うち、青銅で作られた礼器や兵器、道具、車馬器が最も多かった。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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