外交部の趙立堅報道官は4日の定例記者会見で、グローバル発展イニシアティブの推進状況と次の段階の作業計画について質問に答え、「このイニシアティブは開放された包容力あるパートナー精神を掲げている。中国側は世界各国と国際機関がこれに参与することを歓迎する」と表明しました。

趙報道官は、「先ごろ開かれたグローバル発展ハイレベル対話会では、多くの国の指導者がグローバル発展イニシアティブについて『各国、特に発展途上国の差し迫った発展のニーズと高いレベルで合致しており、2030に向けた持続可能な開発目標の実現を加速させる実行可能な筋道をもたらした』と、高く評価した」と紹介したうえで、「習近平主席はこの会議で、グローバル発展のための一連の実務協力の内容を提示した。中国側は会議後に、32項目の成果リストを発表した。これは中国がグローバル発展イニシアティブを実行に移すために率先して取った行動である。出席した指導者らはこれを高く評価し、積極的な協力の意思を表明した」と述べました。

また、趙報道官は、「次の段階において、中国は国際社会と共に、対話会の成果を積極的に実行に移し、国際社会が発展の問題に注視するよう推進し、グローバル発展に関する協力への資源投入を拡大し、各方面と手を携えて、グローバル発展イニシアティブで提起された貧困削減、食糧安全、防疫とワクチン、発展資金の調達、気候変動対応とグリーン発展、工業化、デジタル経済、デジタル時代のコネクティビティといった重要分野で実務協力を強化し、グローバル発展プロジェクトライブラリー（全球発展項目庫）の建設を着実に行い、発展に関する知識の共有を強化する」と述べました。（提供/CRI）