「台湾の話はやめよう」台湾女優からマイク取り上げる、中国人司会者に批判噴出―台湾メディア

Record China    2014年6月16日(月) 20時14分

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14日、台湾の女優アン・アンが上海国際映画祭の開幕式で「台湾の話はやめよう」と司会者からマイクを取り上げられる一幕があった。

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2014年6月14日、台湾の女優アン・アン(安以軒)が上海国際映画祭の開幕式で「台湾の話はやめよう」と司会者からマイクを取り上げられる一幕があった。東森新聞網が伝えた。

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14日、第17回上海国際映画祭のレッドカーペットには、ドラマ「秋のコンチェルト」でも知られる台湾の女優アン・アン、ジャッキー・チェンカンフー映画などを手がけた香港のン・シーユン(呉思遠)監督がツーショットで登場。男性司会者の劉儀偉(リウ・イーウェイ)はン監督を紹介してコメントを求め、続いてアンに話を振った。この時、女性司会者の張蒙晰(チャン・モンシー)が「台湾の話はやめましょう」と急に横槍を入れ、アンからマイクを取り上げるという一幕があった。

この行動には中国のネットユーザーからも女性司会者を批判する声が相次いでいる。「台湾出身ならコメントしちゃダメなのか?」「わざと『台湾』を強調した」「映画祭はあくまで芸術の祭典だ」などの意見や、「映画祭の主催者は自分なのか?」と司会者への厳しい声も聞かれている。また、この日は司会者がタレントの名前を言い間違えたり、誰なのか認識していなかったりとミスが続いた。このため、「全然プロじゃない」との批判も聞こえている。

レッドカーペットでのアクシデント後、アンの中国版ツイッターには男性タレントとのツーショットや楽しげな自分撮り写真が登場。精神的ショックはそれほど大きくないようでファンを安堵させている。今回の件についてはコメントも発表し、「特に何も思わない。ただ、『台湾出身』と紹介してくれたことは、非常に光栄に思う」としている。(翻訳・編集/Mathilda

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