2020年、成都市と重慶市は全国で初めて中欧班列の省(自治区・直轄市)エリアをまたいで共に建設するスタイルを創出し、「中欧班列・成渝号」ブランドを共同で打ち出した。21年1月1日には同年の第1便を同時に運行し、同年の運行本数は4800本を超えて全国の「中欧班列」の30%を占め、輸送した貨物は総額2000億元(約4兆334億円)を超えた。21年に「中欧班列・成渝号」がもたらした「一帯一路」(the Belt and Road)沿線国との輸出入額は、四川省では前年同期比20.4%増加し、重慶市では同26%増加した。また、欧州連合(EU)との輸出入額は四川が同13.2%、重慶が同19.5%、それぞれ増加した。
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