530万年前からあった?!広大な「死の海」タクラマカン―新疆ウイグル自治区

Record China    2007年6月19日(火) 22時57分

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2007年6月17日、新華社は中国最大の砂漠・タクラマカン砂漠が530万年前にはすでに存在していたとの新説が発表されたことを伝えた。形成年代が従来の学説から180万年もさかのぼることとなる。

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2007年6月17日、新華社は中国最大の砂漠・タクラマカン砂漠が530万年前にはすでに存在していたとの新説が発表されたことを伝えた。

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タクラマカン砂漠は33万平方kmとニュージーランドの国土に匹敵する広大な砂漠。その面積はサハラ砂漠に次いで世界第2位だ。***

この「死の海」とも呼ばれる砂漠がいつ形成されたかについては、多くの研究者の関心事となってきた。2002年、同済大学の鄭洪波(チェン・ホンポー)氏らは、タクラマカン砂漠南方の新疆ウイグル自治区葉城県で350万年前の堆積地層を発見、少なくとも350万年前にはこの地に砂漠があったことを証明した。今年、中国科学院の孫継敏(スン・ジーミン)研究員は新疆ウイグル自治区皮山県で530万年前の地層を分析、当時すでに砂漠はあったと発表した。これにより砂漠の形成年代は一気に180万年もさかのぼることとなった。(翻訳・編集/KT)

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