人民網日本語版 2022年7月1日(金) 6時0分
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約180カ国・地域で中国語教育が展開され、76カ国が中国語を国民教育体系に組み込み、中国語を学習している外国人の数は2500万人を超えている。資料写真。
中国教育部が28日に開いた「教育のこの10年」、「1+1」シリーズ記者会見で、同部言語文字情報管理司の田立新(ティエン・リー)司長が、「ここ10年、中国は言語と文字の分野をめぐって国内と海外の2大局を統一して計画するスタイルを堅持し、中国と海外の文明交流や相互参考を促進してきた。中国は中国語を学習する外国人を対象に、その中国語のレベルを網羅的に評価する初の規範規準『国際中国語教育中国語レベル等級基準』を制定し、発表した」と説明した。澎湃新聞が伝えた。
また、中国は、海外に中国語の語学検定ポイントを設置しているほか、国際的な中国語の語学検定試験「漢語水平考試」(HSK)を実施している。中国の総合実力が向上するに伴い、中国語の国際的地位や影響力も高まっている。2021年末の時点で、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)や国際連合食糧農業機関(FAO)、世界観光機関(UNWTO)といった国際連合の専門機関10機関が、中国語を公用語としている。また、約180カ国・地域で中国語教育が展開され、76カ国が中国語を国民教育体系に組み込み、中国語を学習している外国人の数は2500万人を超え、中国語を学習、使用する人の数は累計で約2億人となっている。
また、中国人向けの普通話(標準中国語)レベルテストを実施する機関は中国全土に約1700機関ある。ここ10年、それらのテストを受けた人の数は延べ約6200万人に達している。そのうち漢字応用レベルテストの受験者は延べ約22万人となっている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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