2014年6月13日、中華圏で最大級のテレビアワード、第20回上海電視節「白玉蘭賞」の授賞式が行われ、スン・リー（孫儷）が最優秀主演女優賞に輝いた。鳳凰網が伝えた。

【その他の写真】

1986年にスタートした、テレビと映像コンテンツの祭典・上海電視節は、2004年から年1回の開催に変更。過去1年間のテレビ界を振り返って優秀な作品やタレントを選ぶ「白玉蘭賞」のほか、各国のバイヤーが集まる中国最大級の版権マーケットとしても重要な役割を果たしている。

13日、「白玉蘭賞」の各部門の受賞作品および受賞者が発表された。最優秀主演女優賞に選ばれたのは、ドラマ「辣媽正伝」のスン・リー。2012年にはアジア中でヒットしたドラマ「宮廷の諍（いさか）い女」で受賞確実と言われたが、惜しくも逃している。このため、今回が念願の初受賞になった。スン・リーは先月、第2子を出産して産休中のため、夫で俳優のダン・チャオが代役を務めた。

最優秀主演男優賞に選ばれたのは、ドラマ「大丈夫」のワン・チーウェン（王志文）。映画「北京バイオリン」などで知られる中国きっての演技派俳優だ。

最優秀ドラマ賞（海外部門）で金賞に選ばれたのは、米サスペンスドラマの「ブレイキング・バッド」だった。また、昨年から今年にかけて中華圏を席巻した韓国ドラマ「星から来たあなた」は、同銀賞を受賞している。（翻訳・編集/Mathilda）