Record China 2022年6月26日(日) 8時0分
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23日、環球時報は、国際的な各競技団体がこれまでに、ウクライナへの侵攻により西側諸国から制裁を受けているロシアで開催予定だった186の国際スポーツ大会を中止または延期したと報じた。写真はロシア。
2022年6月23日、中国メディアの環球時報は、国際的な各競技団体がこれまでに、ウクライナへの侵攻により西側諸国から制裁を受けているロシアで開催予定だった186の国際スポーツ大会を中止または延期したと報じた。
記事は、ロシアによるウクライナ侵攻以降、西側による対ロシア制裁が強化され続け、ロシアのスポーツ界も大きな影響を受けていると紹介。ロシアのスポーツ相であるオレグ・マティシン氏が23日、「ロシアの選手がいない試合やレースはあらゆる面で害をもたらす」と警告するとともに、これまでにロシアが国際的なスポーツ団体から開催権を剥奪された大会の数を初めて明らかにしたと伝えた。
そして、同スポーツ相が「5月25日現在で、国際的なスポーツ団体がキャンセルないしは延期を決定した、2022〜23年にロシアで開催される予定だった国際スポーツ大会は186件に及び、そのうち36件は大型のスポーツイベントだった」と語るとともに、大会のキャンセルに対する賠償を各スポーツ団体に要求していると語ったことを紹介している。
記事によれば、国際オリンピック委員会(IOC)は2月末に各スポーツ団体に対してロシア選手を招待しないこと、ロシアで大会を開催しないことを提案した。これによりロシアは多くのスポーツ大会開催権を失い、大きなイベントでは5月にサンクトペテルブルクで行われる予定だったサッカー欧州チャンピオンズリーグ決勝、今年の男子バレーボール世界選手権などが他国での開催に切り替わっている。(翻訳・編集/川尻)
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長田浩一
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