23日、中国河南省洛陽にある栾川竹海サファリパークのレストラン内のトイレで、男性が個室の窓のすぐ外からトラが見つめているのを発見した。中国メディアの澎湃新聞が中国のSNS・微博（ウェイボー）上に24日付で投稿した。

レストランは片側の壁が全面ガラス張りになっており、その向こう側でトラが動き回る様子を見ながら食事を楽しめるようになっている。

男性が店内のトイレで撮影した動画には、トイレの個室の窓が半開きになり、その外側に張られたフェンスにトラが立ち上がってしがみつき、こちらをうかがうようにしている様子や、男性の方を見ながらうろうろと歩く様子が映っている。

サファリパーク側は、トラが見えるレストランは子どもたちにも人気のパークの特色であり、張られているガラスは丈夫で安全であると説明した。

中国のネットユーザーからは、「かわいい」「トラがのぞき見してる（笑）」「お腹が空いてたんじゃない？」「ネコ科はみんな人間がトイレに行くのに興味津々だね」「安全面のことより、プライバシーをのぞかれたことが一番のポイント（笑）」などと面白がるコメントが寄せられた一方で、「トイレの設計がおかしい。トラの生活環境が良くない」と疑問を持つ声も上がった。（翻訳・編集/刀禰）