ファーウェイは日本国内最大級のICTイベントである「Interop Tokyo 2022」への出展に際して、日本での事業展開を強くアピールした。
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華為技術の日本法人である華為日本(ファーウェイ・ジャパン)は15-17日に開催された日本国内最大級のICTイベントである「Interop Tokyo 2022」(会場・幕張メッセ)に出展して、多くの製品やソリューションを紹介した。今回の出展では、日本企業との協力の紹介に力を入れるなどで、「日本に根付いた事業展開」をより強くPRした。
ファーウェイはスマートフォンやスマートウォッチなど消費者向けのB to Cビジネスを推進しているが、このところは、他社に技術などをを提供するB to Bタイプのビジネスへの注力が目立つ。ファーウェイは他社との提携を極めて重視ししている。第一の理由は、自社が開発してきた技術は、極めて広い分野で活用することが可能だが、すべてを手掛けることは不可能との認識だ。次に、特定の分野に直接進出したのでは、その分野の既存の企業と激烈な競争が発生する可能性が高い。そうなれば自社も相手企業も大いに消耗する恐れがある。それよりも、個別分野の既存企業と提携して「ウィンウィン」の関係を構築した方が得策という判断だ。
ファーウェイは「Interop Tokyo 2022」への出展企業の中でも、かなり大きな展示スペースを確保したが、その一部を提携している日本企業との事業展開を紹介するコーナーに充てた。
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