「足を失ったのは航空会社のせい」賠償求め少女が告白―北京市

Record China    2007年6月19日(火) 11時26分

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2007年6月15日、北京市で甘粛省から来た14歳の少女、皮亜君さんが膝から下が失われた右脚を公開した。原因は航空会社にあるとして賠償を求めているが、らちが明かず、メディアに訴えることにしたという。

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2007年6月15日、北京市で皮亜君(ピー・ヤージュン)さんが膝から下が失われた右脚をメディアに公開した。この少女は甘粛省嘉峪関市に住む14歳。右脚の一部を失った原因は航空会社側にあるとして、損害賠償を求めて裁判で争っているが、未だに和解に至らず、解決を求めて北京入りした。

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2006年1月15日、甘粛省嘉峪関市で皮さんが乗っていた自動車が交通事故に遭い、右膝から下を切断する大けがを負った。運ばれた病院では接合手術ができないため、医師の同伴のもと、飛行機で蘭州に行くことを決めた。しかし海南航空の機長は、皮さんの生命を危険にさらすことになる、と搭乗を拒否。皮さんはやむなく自動車で蘭州の病院へ向った。しかし病院に到着した時、すでに事故から18時間が経過しており、縫合のチャンスを逸してしまった。***

右脚の一部を失った皮さんは搭乗を拒否した航空会社に対し、95万元(約1520万円)の損害賠償を求める訴えを起こした。一年にわたる和解交渉の過程で、航空会社側から何度も金額や就職先の保証などが提示されてきたが、一方でメディアに情報を漏らさないなどの条件を付けられ、皮さん側が到底納得して受け入れられるものではなかったという。(翻訳・編集/WF)

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