中国、シャドーバンキング拡大で富裕層が日本の2倍=米国に次ぐ世界2位に―仏メディア

Record China    2014年6月14日(土) 23時0分

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11日、米コンサルティング会社のレポートによると、昨年、中国で富裕層が急増し、世帯数が日本を超えて米国に次ぐ世界2位に上昇した。富裕層の急増は主にシャドーバンキングなどの金融商品によるものだと分析されている。資料写真。

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2014年6月11日、米コンサルティング会社のレポートによると、昨年、中国で富裕層が急増し、世帯数が日本を超えて米国に次ぐ世界2位に上昇した。富裕層の急増は主にシャドーバンキング(影の銀行)などの金融商品によるものだと分析されている。RFI中国語版が伝えた。

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米ボストン・コンサルティング・グループのレポートによると、中国の富裕層は2013年に237万8000世帯に達し、2012年の小幅な下落以降、1年間で82%増加した。

2013年、米国の富裕層は713万5000世帯で、前年比1万2000世帯の増加となった。日本の富裕層数は近年減少を続けており、2013年は124万世帯にとどまっている。

ボストン・コンサルティング・グループは、富裕層の定義を100万ドルまたは775万香港ドル、あるいは624万人民元(約1億円)以上の流動資産としている。不動産や収集品、贅沢品は含まれない。

中国では富裕世帯の他、個人資産も49.2%増加しており、世界一の伸びをみせた日本を除くアジア太平洋地域のけん引役となった。

同報告書では、富裕層の増加はシャドーバンキング拡大の反映だと分析している。一方で株式市場への投資は前年比6.8%減少しているが、これは政府がバランスのとれた持続的経済成長モデルと引き換えに成長率の低下を受け入れることを表明したことで、経済の見通しが不安視されたためだと分析されている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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