ブラジルW杯で麻薬密売人に「ビジネスチャンス」、近隣国からコカイン輸送―香港紙

Record China    2014年6月13日(金) 7時13分

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12日、ブラジルW杯で多くの観光客がブラジルを訪れると同時に、近隣諸国の麻薬密売人にとってもビジネスチャンスになるとみられている。資料写真。

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2014年6月12日、香港紙・文匯報によると、サッカーワールドカップ(W杯)ブラジル大会で多くの観光客がブラジルを訪れると同時に、近隣諸国の麻薬密売人にもビジネスチャンスがもたらされるとみられている。環球時報(電子版)が伝えた。

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ブラジルに隣接するペルーとボリビアは世界最大規模のコカイン生産国。麻薬密売人はブラジルにおける麻薬需要が大きいと期待しており、加えてブラジルでのコカイン販売価格が原産地の10倍であることから、W杯開催国であるブラジルへの麻薬輸送に力を入れている。

ペルーの麻薬捜査局DIRANDROの関係者は、「ペルー発ボリビア行きの麻薬密輸用の小型飛行機が急増しており、コカインの原材料であるコカの葉を栽培している谷には小型の飛行場が大量に出現している。飛行機1機に300キロのコカインを積載することができる」と話す。2014年1−5月に当局は72カ所の小型飛行場を取り締まった。

ブラジルは米国に次いで2番目に大きな麻薬市場であり、W杯開催期間には米国を超すとみられている。関係機関はW杯前から麻薬取り締まりを強化しており、ブラジルへ輸送される予定だったコカイン570キロを押収した。(翻訳・編集/藤)

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