人気トップを独走する時代劇ドラマ「夢華録」、とりこになる人続出の三つの魅力とは?

anomado    2022年6月12日(日) 10時20分

拡大

動画配信サービスの騰訊視頻で2日から配信をスタートした時代劇ドラマの「夢華録」。初日からドラマと映画の情報サイト・豆瓣でいきなり10点満点中の8.4点と高得点をたたき出した。

(1 / 2 枚)

動画配信サービスの騰訊視頻(テンセント)で2日から配信をスタートした時代劇ドラマの「夢華録」。初日からドラマと映画の情報サイト・豆瓣(douban)でいきなり10点満点中の8.4点と高得点をたたき出し、今年放送された「人世間」(8.1点)、「開端(RESET)」(7.8点)などの人気ドラマを抑えトップに躍り出た。

その他の写真

爆発的反響を呼びながら現在8.8点までスコアを伸ばしている「夢華録」だが、視聴者をとりこにする魅力はどこにあるのか。

まず挙げられるのは、ドラマは元代(13世紀ごろ)の戯曲家・関漢卿の「趙盼児風月救風塵」を脚色し、「婚約者への報復」などの原作要素をうまく生かしていること。この辺りの試みと映像化はその他の時代劇ドラマとは一線を画す全く新しい挑戦で、最終的に箔(はく)が付く作品に仕上がったとみられている。

次に挙げられるのは主人公のビジュアルと演技。ドラマで趙盼児を演じるリウ・イーフェイ(劉亦菲)は、2006年に武侠ドラマ「神雕侠侶」でヒロインの小龍女を演じ、以来「神仙姐姐(神仙姉さん)」の愛称でファンに親しまれてきた別格な美人女優。「夢華録」はリウ・イーフェイが16年ぶりに挑戦する時代劇ドラマだが、磨きのかかった演技と昔と変わらない美しい容姿に息をのむファンが続出した。また、颯爽(さっそう)とした性格の趙盼児が、あくどい男たちに一発食らわせる痛快な展開や、チェン・シャオ(陳暁)演じる顧千帆との言い合いや駆け引きも見どころの一つになっている。

一方、チェン・シャオも持ち前のイケメンぶりときめ細やかな演技で冷酷と見せて実は思いやりと正義感にあふれた男性主人公の顧千帆を好演し、視聴者を魅了。チェン・シャオといえば、16年に放送されたリメーク版の「神雕侠侶」で主人公の楊過を演じたことがあり、2人とも「神雕侠侶」以来バージョンアップした演技とビジュアルで「夢華録」で夢の共演を果たしたことになる。

最後に挙げられるのは、ドラマの舞台がリアル感満載で小道具などが丹念に作られたこと。杭州、無錫、蘇州、紹興などの観光名所がロケ地として使用されたほか、精巧に作られた衣装や装飾品、映画のような映像美などが主人公の存在感とストーリーに花を添えている。

「夢華録」は現在、全40話中14話まで放送されているが、早速「2022年最高のドラマ」と言われるほど爆発的な人気を呼んでいる。トップのまま2022年を完走できるのか。夏公開予定と言われているシャオ・ジャン(肖戦)主演の「玉骨遥」は互角の戦いを繰り広げられるのか。今後の展開からも目が離せない。(編集/RR)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携