私たちは「ドラえもん」を観る時、何を見ているのか―中国メディア

Record China    2022年5月30日(月) 21時20分

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中国メディアの封面新聞は「私たちは『ドラえもん』を観る時、何を見ているのか」と題する論評記事を掲載した。

中国メディアの封面新聞はこのほど、「私たちは『ドラえもん』を観る時、何を見ているのか」と題する論評記事を掲載した。

28日から「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021」が中国で公開された。ドラえもんシリーズが中国で公開されるのは8年連続である。

記事は、「ドラえもんとのび太が好きなあなたは、今回また映画館に行って、あの忘れられない時間をよみがえらせてみませんか?」と呼びかけた。

記事は本作のストーリーについて、「ドラえもんとのび太の“友情のボート”が宇宙船にパワーアップした。のび太がひょんなことから小さな宇宙人のパピと知り合い、ドラえもんの協力を得て、みんなで星間を越えてピリカ星を守るための宇宙の冒険を描いている」とし、「今回の劇場版では、おなじみのドラえもんと(のび太たち)5人組やひみつ道具などの変わらない要素だけでなく、小さくなって世界を飛び回る奇抜なアイデアや、宇宙対戦の冒険など新たな見どころが満載で、子どもの頃の童心を守りながら“無邪気なだけではない”新たな想像を膨らませることができる」と説明した。

そして、「私たちはドラえもんを観るとき、何を見ているのか?」と問いかけ、「ドラえもんの見た目に萌えるし、奇妙なひみつ道具にも想像が膨らむ。しかし(ドラえもんを観る)大きな理由は、どんな困難に遭遇しても、ドラえもんがいつものび太のそばにいてくれるからだ」とし、「世界は(私たちに)成長を促すが、ドラえもんが(私たちを)子どもでいさせ続けてくれて良かった」とコメントした。

最後に、「のび太は実は普通の人の縮図のような存在である。時に気が弱く、臆病で、聡明さにも欠ける。しかし、ほとんどの人は完璧ではない。のび太と同じように、私たちも自分の生きる方向性がつかめずに迷うことがある。のび太のように、自分の無能さや無力さを感じることがある。しかし、ドラえもんやしずかちゃんたち身近な人がそばにいることで、のび太はより深い絆を持つことができ、より多くの自信と勇気を持ち、真剣に毎日の生活を送ることができるのだ」と述べた。(翻訳・編集/刀禰)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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