中国の若者が節約始める、ラグジュアリーブランドにとって問題―海外メディア

Record China    2022年5月26日(木) 5時30分

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中国メディアの参考消息網は23日、「中国の若者がお金を節約し始めた」とロイター通信が報じたことを紹介した。写真は中国・南京の市民。

中国メディアの参考消息網は23日、「中国の若者がお金を節約し始めた」とロイター通信が報じたことを紹介した。以下はその概要。

ロイター通信の報道によると、化粧品ブランドのマーケティングマネージャーを務める上海の28歳の女性は今年、これまでのように高級ブランドのバッグを1、2点買うことはなく、むしろお金を節約する計画だ。これはラグジュアリーブランドにとって問題であり、女性は「ラグジュアリーブランドの服やバッグは必需品ではないと考えているのは確か」と語った。

米ベインキャピタルによると、昨年、世界の個人のぜいたく品市場で中国は北米、欧州に次ぐ21%を占めた。同社はかつて中国は2025年に最大規模の市場になると予測したが、現在、ぜいたく品の中国での販売額は減少の一途をたどり、ラグジュアリーブランドの成長の野心をおびやかしている。

中国の中間層の消費者はずっとぜいたく品の消費を後押ししてきたが、ぜいたく品を身分の象徴とすることは時代遅れなのかもしれない。中国市場研究集団の責任者は「感染症の若者への影響はとりわけ大きく、ラグジュアリーブランドにとって一つの問題となっている」「今後の重点は買い物と関連するものにはならないだろう」と指摘。バランスの取れた生活スタイル、友人や愛する人と一緒に過ごす楽しい時間がラグジュアリーブランドのロゴより重要になる可能性は高い。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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