CRI online 2022年5月23日(月) 10時0分
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21日午前、中国西部の都市重慶の地元の食品や農業用機具を載せた陸と海の新通路となる中国・ラオス鉄道の出国定期列車が、重慶の団結村中心駅から出発しました。
21日午前、中国西部の都市重慶の地元の食品や農業用機具を載せた陸と海の新通路となる中国・ラオス鉄道の出国定期列車が、重慶の団結村中心駅から出発しました。この列車は4日後にラオスのビエンチャンに到着します。これは中国初の「鉄道快通」モデルを運用して出国する、中国・ラオス鉄道の定期列車で、陸と海を走る新通路です。
「鉄道快通」とは、「鉄道出入国快速通関」モデルのことで、税関総署が近年、国際鉄道輸送をさらにスムーズにし、鉄道による輸出入貨物輸送の通行効率と通関利便化レベルを高めるために、鉄道輸送コンテナ貨物の特徴に合わせて打ち出した新型監督管理業務モデルです。説明によりますと、「鉄道快通」モデルを運用して通関すれば、通関時間が24時間、全体的な運行時間が1~2日短縮され、コンテナごとに200元以上の費用削減になるということです。
2021年12月の開通以来、中国・ラオス間(重慶-ビエンチャン)の列車の運行本数は80本1000TEU(20フィートで換算したコンテナ個数を表す単位)を超え、貨物価値は3億元(約57億円)を突破し、毎月の貨物輸送量は着実に上昇しています。貨物はラオス、タイ、マレーシア、ミャンマーなど国へ、さらにはユーラシア大陸の奥地へと運ばれます。(提供/CRI)
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