発展改革委「中国の経済運営はまもなく正常な軌道に戻る」

人民網日本語版    2022年5月18日(水) 18時20分

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このほど発表された今年1-4月の国民経済運営状況によると、中国経済は新たな下方圧力がさらに強まり、一部の指標は増加率の鈍化が目立つという。写真は蘇州市。

このほど発表された今年1-4月の国民経済運営状況によると、中国経済は新たな下方圧力がさらに強まり、一部の指標は増加率の鈍化が目立つという。現在の経済情勢をどのように見るか。

新型コロナウイルス感染症の発生地点が多く、範囲が広く、頻発していることの影響を受けて、今や需要の縮小、供給への打撃、期待の弱まりという三重の圧力が一層突出するようになった。4月の全国の固定資産投資は前月比0.82%減少し、社会消費財小売総額は前年同期比11.1%減少し、全国の一定規模以上の工業企業(年売上高2000万元以上の企業)の付加価値額は同2.9%低下した。こうしたことから感染症が経済運営に大きな打撃を与えたことがうかがえる。

中国国家発展改革委員会の政策研究室副室長と報道官を務める孟瑋(モン・ウェイ)氏は、「2020年初め、突如発生した新型コロナウイルス感染症が中国経済の発展にもかつてない打撃をもたらし、主要経済指標が明らかに低下した。しかし感染症が効果的に抑制され、企業活動の再開が着実に推進されるのに伴って、経済運営は低下局面を急速に転換させ、発展の流れが四半期ごとに回復に向かっている」と述べた。

孟氏は、「現在、中国国内の感染症の再発には力強い処置が実施され、各種の政策が前倒しで力を発揮し、政策の効果が徐々に現れており、これから正常な経済秩序が急速に回復し、経済運営はまもなく正常な軌道に戻ることを確信する」と述べた。

また孟氏は、「今後は、さらに力を入れてすでに打ち出した政策を着実に実行に移し、前倒しして計画し、リズムを加速し、上半期に主要な成果を上げるべく努力し、政策が実質的な効果を上げることを確保する。その一方で、政策ツールの量を増やす計画も早急に進める」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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