ブロンズトキは中国で国家一級保護動物に指定されているほか、ワシントン条約(CITES)の附属書IIIに掲げられている。数年前まで、生息地となる沼地や湿地、川、湖の面積が減少しているほか、環境汚染が深刻化していたことが原因で、その個体数は急減していた。また、「中国瀕危動物紅皮書(Chinese red list of endangered animal species)」が、「ブロンズトキは中国で絶滅した」と発表した時期もあった。しかし、2009年になって、中国で再びその姿を少しずつ確認できるようになっていた。
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