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2007年6月15日、広東省仏山市で発生した九江大橋崩落事故で、川に転落した車両の引き揚げが難航している。ダイバーによる捜索などが失敗する中、巨大電磁石で吸い付けて引き揚げる計画が浮上した。
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2007年6月15日に広東省仏山市で発生した九江大橋崩落事故で川に転落した車両の引き揚げが難航している。他の計画が失敗する中、巨大電磁石で吸い付けて引き上げる計画が浮上した。
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15日早朝、砂利運搬船が九江大橋に激突、橋は200mに渡り崩落した。自動車4台、9人が川に転落したと見られている。現在雨の影響で川は増水しており、行方不明者の捜索・引き揚げ作業は難航している。***
当局は当初ダイバーによる捜索を検討したが、転落車両は水深30m以上に沈んでいることがわかり、断念した。続いてロープでひっぱりあげる計画を立てたが、早い水流にフックが外れてしまいこれも失敗。現在、第3案として強力な電磁石を用いる計画が立てられている。重さ7トン、9000ワットの出力を誇る強力なもので、30トンもの吸引力を持つという。電磁石は17日夜、現地に到着し作業の準備に入っている。(翻訳・編集/KT)
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