2022年4月30日、台湾NOWnewsは、台湾の人気タレントであるリン・チーリン（林志玲）が世の男性に「理想の女性」として好まれる要因を五つ挙げて分析する記事を掲載した。

まず一つ目は「善良」とし、リン・チーリンが長年公益活動に力を入れ「最も影響力のあるスター慈善家」と称されて、自身も「能力のある時にやるべきことをしたい」と謙虚に語っていることを紹介。その善良ぶりはプライベートにもにじみ出ており、リン・チーリンに関するネガティブな報道が一切見られないほか、スタッフや共演タレントからは常に称賛の声が寄せられるとし、「表裏のない柔和で善良な心が愛されている」と評した。

二つ目は「孝順」とし、結婚した際に派手さや過度のロマンティックさを求めず「父の愛情と幼い頃の思い出がいっぱい詰まった」故郷の台南でのシンプルな挙式を選んだことに言及。アルツハイマー症を患っている母親にも配慮をするという親孝行ぶりに「夫だけでなく、われわれ全員の心を打った」とした。

三つ目は「美貌」とし、47歳となった現在でも若い頃と変わらない美貌を保つために毎日2リットルのお湯を飲む、食事はしっかり取る、毎日30分以上の運動をする、肌の保湿を念入りにするといった日々のケアを怠っていないと指摘。「外見で自分でも満足できるコンディションを保っているからこそ、内面の美しさも一層際立つ」とし、世の男性もその魅力に取りつかれるのだと説明している。

四つ目は「EQ」、すなわち「心の知能指数」の高さだ。自身をめぐるいわれのないニュースやうわさ、さらには記者からの意地悪な質問や誘導的な質問に対して、リン・チーリンは悪言を吐くようなことはなく、笑顏を見せて通り過ぎたり、時にこらえていた涙を流して「説明」したりすると指摘。何かと感情的になり、関係が悪化しかねないケースが多い世の中においてリン・チーリンの見せる理性的かつ「高EQ」な反応に、「降参しない男などいるものか」と評した。

五つ目は「他人の心を理解することにたけている」点を挙げている。披露宴では宴会場の隣にあったスイーツ店を借り切って、友人がスイーツを楽しみながら休憩できるようにしたほか、会場選びや引き出物のセレクトには日本と台湾の要素を盛り込もうという思いが見えたと紹介。また、長時間待っている記者や市民の前に姿を見せ、手を振ってあいさつするなどの配慮もあったとした。さらに、イベント時には平らな靴を履き、記念写真時にはやや膝をかがめるなど、自身の背の高さで他の人に迷惑をかけないようにし、夫の話をする際には常に褒めてその顔を立てていると伝えた。

そして「細かい所で気配りができる女性に、大多数の男性は抵抗するすべを持たない。もし女性のあなたがこのような気配りを徐々にでも身に付けられれば、男性を魅了するのも難しくないだろう」としている。（翻訳・編集/川尻）