韓国人教授、靖国参拝議員の「世界平和を祈る」発言を非難=韓国ネット「教授を外交部長官に」

Record Korea    2022年4月28日(木) 19時50分

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靖国神社を参拝し「世界平和を祈る」と発言した日本の政治家の発言に対し、誠信女子大学の徐敬徳教授が批判のコメントを発表した。写真は靖国神社。

2022年4月28日、韓国・聯合ニュースによると、靖国神社を参拝し「世界平和を祈る」と発言した日本の政治家の発言に対し、誠信女子大学の徐敬徳(ソ・ギョンドク)教授が批判のコメントを発表した。

記事によると、徐教授は28日、自身のSNSで「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」の尾辻秀久会長が靖国神社を参拝後、「世界平和を祈る」と発言したことを受け、「話にならない」と批判した。

尾辻会長は22日、国会議員103人と共に靖国神社を参拝した後、記者会見を開き、「今、世界の平和が大変危機に瀕している。世界の平和を祈らせてもらった」と発言していた。

徐教授は「A級戦犯14人をはじめ、日本が起こした戦争で死亡した軍人や民間人の位牌が安置され、『日本軍国主義の象徴』とも呼ばれる靖国神社を参拝した後で、よくも『世界平和』を口にできるものだ。本当にあきれた集団で、常識のない政治家たち」と非難。そして「こうした行動は、決して国際社会から理解されないことを認識すべき」とし、「世界中の人々がこのような状況を見て『日本ではよく見られる日本らしい現象』と嘲笑するだろう」と語ったという。

この発言は産経新聞が11日に、ウクライナゼレンスキー大統領が韓国の国会でオンライン演説を行った際、出席者が少なかったことを受け、「韓国ではよく見られる韓国らしい現象」と批判したことに対抗したコメントだとみられている。ソ教授は「日本が真の『世界平和』を望むなら、自分たちが犯した加害の歴史を認め、世界中の人々の前で心から謝罪すべき」と主張している。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「被害者が強くあってこそ謝罪を受けられる。もっと団結すべき」「侵略者はいつも自分たちは正当だと主張する。プーチンも地域の平和のための軍事作戦だと言ってるし」「尹時期大統領に常識があれば、徐教授を外交部の長官に任命してる」「今回尹時期大統領が日本に派遣した政策協議代表団も、朝鮮時代に王が明に朝貢していた姿のよう」「この5年間、日本がいなくてもうまくやってきた。なぜわざわざ日本に頭を下げに行ったんだ?」など、日本に対する批判の声が多く寄せられている。(翻訳・編集/丸山

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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