中国の俳優ガオ・ウェイグアン（高偉光）がPCR検査を受けるため、行列に並ぶ姿がこのほど目撃され、ネットでは「東華帝君もPCR検査」と注目を浴びた。

ガオ・ウェイグアンは、神仙の世界を描くファンタジー時代劇ドラマ「永遠の桃花～三生三世～」および「夢幻の桃花～三生三世枕上書～」で天界の至高の神・東華帝君を優雅に演じ、大ヒットした同シリーズの人気をさらに高めたことでも知られる。

27日、ガオ・ウェイグアンがPCR検査の行列に並ぶ姿を撮った写真がネットに登場した。上下黒のジャージ姿、手にはスマホを持ち、マスクで顔半分を覆っているが、強い目元の印象で本人と判別できる。また、ガオ・ウェイグアンは190センチを超える長身だが、写真でも前後に並ぶ人々は肩あたりまでしか届いておらず、この点でも本人に間違いなしとされている。

この写真にはネットユーザーからは、「東華帝君もPCR検査」「恐らく人間界に下って生劫（神仙の修行の1つ）の真っ最中なのだろう」といった声が集まった。また、素足につっかけ履きの足元や、ルールに従い前の人と1メートル以上の間隔を守って並んでいる点も、「東華帝君は意外と庶民派」「人間界のルールをきちんと守っておられる」などと注目を浴びている。

なお、ガオ・ウェイグアンの最新主演作となる武侠ファンタジードラマ「只此江湖夢」は、先月初めに大型撮影基地・横店影視城でクランクイン。「陳情令」などで知られる女優シュエン・ルー（宣璐）と共演している。（Mathilda）