人民網日本語版 2022年4月28日(木) 13時50分
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4月15日から24日まで、対外貿易の「バロメーター」と呼ばれる第131回中国輸出入商品交易会がオンラインで開催された。
4月15日から24日まで、対外貿易の「バロメーター」と呼ばれる第131回中国輸出入商品交易会(広交会)がオンラインで開催された。オンラインに移行して4年目になり、画像・テキスト、動画、3D、仮想現実(VR)などさまざまな新技術や新たな形式を通じて、出展企業もバイヤーも非常に意欲的に参加し、多くの収穫があったという。
今回の広交会は全体的規模が安定を保ち、中国内外の企業約2万5500社が出展し、16大分類の商品が50の展示エリアに展示された。出展企業がアップロードした出展品は305万2100点、そのうち新製品は95万1500点に上り、いずれも過去最高を更新した。公式サイトの訪問者数は延べ1009万人、アクセス数は延べ3390万回。228の国と地域の海外バイアー53万6千人が登録して展示を見に訪れ、前回の第130回に比べて41.8%増加した。
「1日で6回中継をした!」。寧波甬泰平輸出入有限公司の王定英(ワン・ディンイン)副社長は興奮気味にこう話した。同社の製品は今回は14エリアで展示され、多くの品目をカバーした。王氏は、「家電のライブ配信が特に人気で、エスプレッソマシン、ブレンダーなど小型家電の新製品が登場すると、インドやフィリピンなどのバイヤーに大人気だった」と説明した。
海外からの出展企業も同じように大きな収穫を得た。スペインの石けん、チリの赤ワイン、トルコのコーヒーポット、韓国のフェイスマスク、ドイツのベアリング、アフガニスタンの松の実……広交会のオンライン輸入展示エリアには、世界32カ国・地域の企業402社がさまざまな品目の、それぞれに特色を備えた商品を展示した。
今回の広交会のグローバル協力パートナーは170社に達し、そのうち「一帯一路」(the Belt and Road)沿線国の協力パートナーが50社、地域的な包括的経済連携(RCEP)加盟国の協力パートナーが40数社あり、RCEPのすべての加盟国の企業が出展した。
広交会の高い人気の背後には、無限にビジネスチャンスの広がる中国市場と強靱性の高い中国経済がある。7四半期連続でプラス成長し、第1四半期(1-3月)の物品貿易輸出入額は前年同期比10.7%増の9兆4200億元(約188兆4000億円)に達した。中国の対外貿易が目を見張る成果を上げたことが、今回の広交会に出展した中国内外の企業に信頼感と力を与えた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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