韓国大手食品メーカーの中国向け広告が「旭日旗に見える」と物議=ネットには「大げさだ」の声も

Record Korea    2022年4月22日(金) 22時20分

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22日、韓国・朝鮮ビズによると、韓国の大手食品メーカー、CJ第一製糖の韓国料理ブランド「bibigo」が中国で発売した商品の広告に「旭日旗」を連想させるデザインが使用されたとして物議を醸している。

2022年4月22日、韓国・朝鮮ビズによると、韓国の大手食品メーカー、CJ第一製糖の韓国料理ブランド「bibigo(ビビゴ)」が中国で発売した商品の広告に「旭日旗」を連想させるデザインが使用されたとして物議を醸している。

bibigoは8日、中国の植物性代替肉メーカー、星期零(スターフィールド)とコラボした餃子2種を発売した。星期零の公式SNSには同商品の広告が掲載されたが、その背景に円の中心から複数の線が放射線状に広がるデザインが使われていたという。円と線はいずれも緑色(旭日旗は赤)で描かれていたが、これを見た韓国のあるネットユーザーからは「旭日旗が思い出され気分が悪い」と批判の声が上がったという。

この広告は星期零が制作したものだというが、記事は「掲載から2週間以上もこの広告を放置しているCJの対応も適切でない」と指摘している。別のネットユーザーは「韓国は日本の侵略戦争の被害国なのに、韓国の大企業が国民感情にそぐわないこんな広告を出すとは思わなかった」と話したという。

中国は海外で米国の次にbibigoの餃子がよく売れる市場で、売上高は2019年の930億ウォン(約96億円)から2021年には1700億ウォンに増加した。CJは昨年7月に約400億ウォンを投資し、中国東部の山東省聊城市にある工場を増設したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「bibigoはアウトだ!もうbibigoの商品を食べることはない」「国際的な恥さらし。日本がそんなに好きなら日本に本社を移しなよ」「CJ第一製糖の不買運動をしよう」「旭日旗を称えたbibigo。これはCJグループ全体の責任。映画館などCJのサービス全てを不買するべき」など厳しい声が数多く寄せられている。

一方で「これを旭日旗と騒ぐのは大げさでは?」「見方は人によってさまざま。私には全く旭日旗に見えない」「それならLG電子は会社のロゴに日の丸を使用していることになるんじゃない?」などと擁護する声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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